京都御所の魅力【優雅な御殿、整然とした日本美があります】

京阪電車、出町柳駅から歩きました。徒歩25分です。京都御所の最寄駅は地下鉄今出川駅で徒歩5分とのことです。

見学の入口は、京都御所の北西にある清所門です。ここから京都御所の見学がスタートします。

京都御所の、写真①案内図、②パンフレット、③京都御所関係略年表です。

参拝者休所です。ロッカーもありますので、見学中はそちらを使うこともできます。お土産も買うことができます。写真2枚目のように、宮内庁職員によるガイドツアー（時間は決まってますが申込不要、無料）もあるみたいです。英語と中国語もあり。

御車寄（おくるまよせ）。貴族などが天皇との対面のため使用した玄関。

諸大夫の間（しょだいぶのま）。参内した公家や将軍家の使者の控えの間で、虎の間、鶴の間、桜の間があります。外から見ることができます。

新御車寄（しんみくるまよせ）。大正天皇の即位の礼が紫宸殿で行われる際に新設された玄関。

紫宸殿（ししんでん）。京都御所で最も格式の高い正殿。昭和天皇の代まで、即位の礼など重要な儀式がすべてここで執り行われたとのことです。建物自体は1855年の造営ですが、平安時代の建築様式で建てられているとのこと。とにかく美しく、素晴らしいです。

回廊に囲まれた庭の南庭（だんてい）は圧巻です。東側には左近の桜、西側には右近の橘が植えられています。

建礼門（けんれいもん）。京都御所の南向にある正門で、即位の礼の際には開かれたとのことです。

清涼殿（せいりょうでん）。平安時代中期から天皇の日常のお住まいだった御殿で、政事などの重要儀式もここで行われたとのことです。令和4年3月まで屋根の整備工事中（2019年12月に私が行った際は見学できませんでした）。

清涼殿の中にある高御座・御帳台（たかみくら・みちょうだい）。天皇の御座が高御座、皇后の御座が御帳台です。写真2枚目の通り、令和天皇即位に伴い、東京にあります。

小御所（こごしょ）。将軍や大名などの武家との対面や儀式の場で使用されたとのことです。

御学問所（おがくもんじょ）。御読書始や和歌の会などが行われたとのこと。蹴鞠の庭もあります。

御池庭（おいけにわ）。小御所と御学問所の前にある庭園。日本庭園が好きな私は、こちらにも魅力を感じ、しばしゆっくりと眺めてました。池を中心とした回遊式庭園です。京都御所内は、見学コースを戻るのはダメですが、ゆっくり見学するのはオッケーのようです。

御常御殿（おつねごてん）。1590年に、清涼殿から御常御殿に天皇のお住まいが移ったとのことです。

御内庭（ごないてい）。御常御殿の前にある庭園。

御三間（おみま）。これで京都御所の見学は終了です。

京都御所の見学を終え、中立売御門の方に行くとありました。新しい建物で、カフェやお食事も気軽にできるスペースです。

とらやさんの喫茶店とのことです。店内からは開放的なお庭を眺めることができるとのことです。

創業180年を超える味噌店。宮中へ献上していたお味噌屋さん。関西の旅番組、おとな旅あるき旅、でも最近紹介されていました。

京都御所の近くにある椋の木、樹齢300年。禁門の変の時、長州藩士の来島又兵衛がこの木の付近で討死したとのことです。