- 都市
- 熊本市/氷川/美里/山都(熊本県)
初めての熊本と鹿児島。 観光列車に乗ってたくさんの名所を訪ね、たくさんの美味しいものを食べました。 初日は熊本城を観光して三角線に乗車。 2020年豪雨災害からの復興を祈ります。
旅のきっかけ | 一度は訪れたい、立派で貫禄ある熊本城。
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年/月 (何日間) | 2017年05月(3日間) |
人数 | 1人 (1 男性 ) 20代 |
都市 | 熊本市/氷川/美里/山都(熊本県) |
旅のきっかけ | 一度は訪れたい、立派で貫禄ある熊本城。
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年/月 (何日間) | 2017年05月(3日間) |
人数 | 1人 (1 男性 ) 20代 |
都市 | 熊本市/氷川/美里/山都(熊本県) |
写真は、2019年に建て替えられる前の駅舎です。
特急や新幹線、多くの観光列車が発着するターミナル駅で、市電が熊本駅と繁華街や住宅地とを結びます。
市電の駅前停留所とは大きな杓文字形の屋根で繋がっており、レトロで可愛らしい車両がせっせと出入りするのをしばらく飽きずに眺めていました。
2014年に市電開業90周年を記念して導入された、水戸岡氏デザインの新型超低床電車。
外観のイメージは熊本城の城壁で、メタリックの濃茶色の塗装に金色のロゴとシンボルマークをあしらっています。
丸みのある車体に、熊本城の格好良さがうまく調和していると思います。
市電に20分ほど揺られ、繁華街の上通・下通へ。
昼ごはんは、熊本ラーメン発祥店のひとつ。
熊本ラーメンは、豚骨ベースのスープににんにくチップやマー油が入ります。
思ったよりあっさりとした豚骨は、ローストされたニンニクがアクセントとなり、飽きることなくペロッと完食です。
復元天守ですが、石垣や櫓などの遺構が現存します。
上に行くほど垂直となる武者返しの石垣が有名で、これは築城の名手と言われた城主の加藤清正によるもの。
しかし、2016年の熊本地震の際には天守を始めこれらの文化財が被災しました。
訪れた時は、地震被害の影響で城内が立ち入り禁止で周囲をぐるっと歩いています。
熊本城の東にある神社で、主祭神は天照皇大神と豊受大神。
本殿向かって左側に社務所があったのですが、熊本地震で背後の石垣が崩れて倒壊した櫓に押しつぶされました。
写真2枚目、左下の東十八間櫓がそれにあたります。
もし建物の中に人がいたら…と考えるとゾッとします。
続いて、熊本城の北側。
清正公(せいしょこ)さんと熊本県民から親しみをもって呼ばれている加藤清正を祀る神社。
毎年7月に開催される清正公まつりは、熊本を代表する夏まつりのひとつです。
熊本城の西側にある、広い芝生広場です。
広場ではランニングやレクレーションをする人の姿が見られ、市民の憩いの場となっています。
二の丸は、江戸時代は上級家臣の屋敷が建ち並び、藩校の時習館が置かれた場所。
広場からは、天守閣と宇土櫓が並んだ姿を見ることができます。
城下町の雰囲気を再現した、飲食店や土産屋が立ち並ぶエリア。
お侍が観光客を見つけては、声を掛けてきます。
会話の語尾も、〜でござるといった徹底ぶり。
美味しそうな揚げ物の音と匂いに誘われて、おやつに馬肉のメンチカツを食べ歩きしました。
熊本城の観光後、熊本駅に戻ってきました。
くまモンは、言わずもがな日本を代表するゆるキャラ。
九州新幹線全線開業をきっかけに生まれました。
県の公務員で営業部長、熊本を旅していると一度はフィギュアを見かけます。
赤いほっぺに惚け顔がキュート。
いきなり団子専門店。
いきなり団子は、熊本では家庭のおやつとして作られてきたお菓子で、急な来客でも「いきなり」(すぐに)作って出せることが名前の由来。
切ったサツマイモの上に、小豆餡を乗せて小麦粉の生地で包んで蒸し上げています。
冷凍で3ヶ月日持ちするので、お土産としてもOKです。
熊本駅から、天草諸島への玄関口である三角駅まで1時間ほど列車に揺られます。
宇土半島の北岸を走り、砂干潟の御輿来海岸をはじめ海の車窓が続きますが、ラストは半島南岸にある三角に向けて山地を越えます。
人気観光列車「A列車で行こう」が走る。
三角線の終着駅で、駅前には巻貝をモチーフにした三角港のフェリーターミナルがあります。
駅舎は、観光列車「A列車で行こう」運行開始に伴いリニューアルされました。
洋館らしいデザインはそのままで、外壁塗装や内装の工事が行われています。
干満の差が激しい有明海で、海苔養殖・採貝を営む漁業者のために昭和54年に建設された海に続く道。
潮が引いた時にだけ現れる道は、満潮になると海面に電柱が立つ不思議な光景となります。
その不思議な光景は、千と千尋の世界に例えられることも。
あと、大分麦焼酎二階堂のCMで有名。
海床路は、この地域特有の道路です。
有明海は干満の差が大きく、陸に船をつけていると潮が引いた時に船が出せません。
故に陸から少し離れた場所まで道を延ばし、そこに船が留められています。
夜になっても電灯が点いているのは、満潮時に船が座礁しないためです。
熊本の繁華街、上通・下通に戻って馬刺しで有名なお店。
馬刺しは全くクセがなく、口の中でとろけます。
球磨焼酎と一緒にチビチビやるひと時は幸せでした。
あと、揚げたての辛子蓮根に衝撃。
辛子がツーンとくるイメージですが、頬張るとホクホクとした甘みがあり全く辛くなかった。
お店の人いわく、お土産の辛子蓮根は辛く作られており、そもそも手作りは店や家庭よって辛さと味が違うらしい。