信貴山朝護孫子寺参拝【奥秘仏の特別開扉】

JR王寺駅北口からバスに乗って、約20分で信貴大橋バス停に着きました。

阿形、吽形の仁王像が安置されています。裏には狛犬がいます。

納められた前年以前の縁起物の張り子の寅がきれいに並べられています。

朝護孫子寺のシンボルの大寅です。左奥に見えているのが本堂です。記念写真スポットです。

本堂内陣で寅年にだけ公開される奥秘仏毘沙門天王像を拝観しました。厳しさの中にある優しを感じるような仏様でした。本堂内陣奥の毘沙門天王二十八使者も併せて拝観しました。今回はしませんでしたが、本堂では真っ暗な中を進む戒壇巡りができます。『如意宝珠』が納められている錠前に触れると心願成就の御利益があります。

多宝塔の左に空鉢護法堂に向かう道があります。鳥居が続いています。山頂まで20分程度の上り道なのですが、今回は日頃の運動不足のせいか、かなりハードに感じました。

戦国時代がお好きな方はよくご存じだと思います。松永久秀終焉の地です。

竜王が祀らている一願成就のお堂です。お堂の前には蛇のモチーフがあり、お堂の周りには奉納されたたくさんの祠があります。龍関連の祠が多かったように思います。空鉢は『信貴山縁起絵巻』に描かれている、蓮如上人が托鉢のために飛ばしていた空鉢に由来します。

この日は霞んでいましたが、それでも素晴らしい眺めでした。

特別拝観で頂いたお札です。

寅の月（2月）限定の切り絵の寅の御朱印です。こちらは本堂の御朱印で、他に3ヵ所違うデザインの御朱印を頂けます。

境内にはあちこちに寅がいます。