道頓堀･住吉大社･法隆寺―1泊2日で大阪と奈良のマストスポットを巡る

中之島美術館は2022年に開館された新しくて開放感のある美術館。
岡本太郎展が開催中。岡本太郎の絵画を見るのは初めてでしたが、エネルギーが溢れていて、こちらも作品を見るのに体力が要ります。
来場は要予約のうえ訪れたのが平日なので空いているかと思いきや、作品の写真撮影が許可されているため、写真を撮る人で列ができていました。

大阪に行ったらたこ焼き！ということで、難波のたこ焼き店に入りました。たこ焼きはアツアツトロトロで、箸でも上手につかめない。
たこ焼きの次は、織田作之助の小説で有名になった夫婦善哉のお店で夫婦善哉を。落ち着いた雰囲気のお店で、上品なぜんざいをおいしくいただきました。
道頓堀にはまたサインが点灯したら来ることにして、いったん住吉へ。

難波八坂神社の獅子の舞台で度肝を抜かれた後は、住吉大社へ。
遣唐使の出発地だったようで、航海を守護する神社です。反橋が川面に映って美しい。江戸時代に書物を収めるために作られた御文庫、船の絵が美しく打ち出されている大海神社など、境内を巡っているうちに興味深い発見があるかも。

京橋駅から藤田美術館へ。国宝や重要文化財を数多く収蔵する美術館で、これも改修後の2022年に再オープン。チケットカウンターがないのはオールキャッシュレスだから。美術館でよくある壁の作品解説はなく、藤田美術館のウェブサイトに接続して自分のスマホから読む方式。広々とした展示室でゆっくりと作品に向き合えます。
見学後に楽しみにしていた網島茶屋のお茶と団子は売り切れだったのが残念。

ネオンサインを見るために、暗くなってから道頓堀に戻りました。昼間も混んでいたけれど、ただでさえ派手なお店の看板が点灯して、夜はさらに賑やかに。
まだグリコ看板が点灯していなかったので、先に夕食にうどん。

19時半頃にサインを見に行ったら、看板は全点灯！
グリコの隣の、風邪の引き初めにお世話になっている「改源」に心の中でお礼を言って、奈良に移動。

テレビ番組で法隆寺の特集を見て法隆寺に行きたくなったので、翌日は法隆寺へ。
法隆寺は何度か訪れましたが、行くたびに新しい発見があって楽しいです。今回は塔や金堂の屋根の動物に注目。
法隆寺内で拝観できる場所が3箇所があり、それらを全部回ると1時間はかかりました。

今回は斑鳩で、まだ行ったことのない法起寺、法輪寺の古寺も訪れました。法隆寺から法起寺まで徒歩20分ほど。
斑鳩まで行って法隆寺だけでは勿体ない！と、今回知りました。

本堂では、仏像を拝観できて、見応えあります。四天王は邪鬼に乗っているものなのに、このお寺には珍しく俵に乗っている毘沙門天が。
写真は法輪寺ではなく、法輪寺近くの菅原道真ゆかりの斑鳩神社です。神社の向こう側はため池です。後で調べたら、この辺りは古代からため池が多く作られたそうです。