【宿泊記】伊豆・湯ヶ島の「おちあいろう」に宿泊♪

駅からお迎えの車に乗り到着。お迎えの車も、しずかできれいでいい匂いがしており、完全に(いい意味で)くらくらしてしまいました。
日本風の大きな門をくぐり、見えてきたおしゃれな暖簾。伝統的な感じとと今風な感じが調和しており、入る前から圧倒させられました。

玄関に入るとドアマン？が大きな荷物を引き受けてくださり、小さな手回り品だけを持ってチェックイン。普段よくお世話になる宿泊施設ではそういったサービスまでは特になかったので、申し訳ないやらありがたいやら。
他にお客様もいたので写真はたくさんは取れませんでしたが、客間？の一画に大胆な意匠の生け花(花？)が。見るもの見るものに圧倒させられます。

お部屋は「青藤」というお部屋を使わせていただきました。
きれいな和室、さわやかな畳の香り、窓の外の緑、テンションの上がる「あのスペース(広縁)」…！
隣や階下にご迷惑にならない程度にはしゃぎまわりました。

別角度から。左側の襖の向こうはトイレ・浴室でした。
床の間の富士山模様の細工も素敵。

床の間の絵がお魚でした。川沿いのお宿だからかしら、と思いつつ1枚。

テンションが上がり、とくにわけもなくトイレも撮影。トイレのふたは近づくと自動で開きます。近代的…！

お風呂！！　湯！！　張ってある！！　すごい！！！(うるさい)
他県から足を運んで疲れていた様子の母は早速ひとっぷろ浴びたようでした。

居間から廊下を挟んだ隣室にお布団が。ベッドといっても差し支えないくらいにモフモフ・フカフカ…！　最高でした。
そして、写真奥側の布団の頭側の壁の辺りにはおしゃれなコーヒーセットと、瓶ジュースが入った冷蔵庫が…！　コーヒーとあまり仲が良くないので、ジュースをいただきました。
オールインクルーシブのプランのため、ジュース代は加算されないのもうれしい…(笑)

お布団の部屋の足元側。広縁がここまで続いており、眺めが素敵です。

お部屋を出てすぐ、中庭が見える廊下に。庭側のお部屋であればより良い眺めが得られたものと思います、が、こうやってお庭を見られるのも新鮮でした。

上から見た中庭です。もしかしたら自由に行き来できたのかもしれませんが、当日の天候がよろしくなかったため眺めるだけに留めました。

ラウンジに入っていいとのことだったので、早速いそいそとラウンジに。オールインクルーシブのため、何をどれだけ飲んでも追加料金なし！　美味しそうなもの全部飲みたかったのですが(笑)、夕飯も楽しみだったので紅茶を1杯頂きました。

他のお客様もたくさんいらしたので、人がいない隙に遠くからパッと撮ったものです。この写真では分かりようもありませんが、コーヒー、紅茶、瓶ジュース、アイスキャンデーなど置いてありました。
火も焚いてあれば素敵だったとは思うのですが、時期が夏ということもあってか、火はつきませんでした。

館内には書斎のようなお部屋もありました。ゆっくりしたかったのですが、館内を練り歩きたい気持ちが勝り、写真撮影のみ。窓の形がかわいいですね。

夕食は、宿泊の部屋とは別の個室に通して頂きました。後で分かったことなのですが、このお部屋が文化財(？)に指定された、価値あるお部屋だったらしく…。私たちが使ってよいお部屋だったのかしらと思いつつ、心づくしに感謝。
そんなことも知らずに、オールインクルーシブの飲み物選び放題にはしゃぎ、果実酒を注文。オールインクルーシブという言葉が大好きになりました(笑)
わさびが添えられているのも伊豆らしくて素敵だったのですが、2人ともわさびとはさほど仲良くなかったため、下げていただきました。

献立表を撮影してこなかったのが悔やまれる…！　おいしいお料理と、おしゃれな器で、舌でも目でも楽しみました。
お酒が入ってきたことと、あまりにおいしそうだったので撮る前に食べちゃったのとで、以下の夕食のお写真は提供されたものの一部になります。

夕食②

夕食③

食後しばらくしてお風呂に。サウナも設置されており、新しく清潔なお風呂でした。浴室入口には湯あがりに一杯いただけるドリンクが備え置かれており、地元の牛乳も。これももちろん、オールインクルーシブ！
せっかくなので一杯頂きたかったのですが、夕食でおなかが満たされていたためやめておきました。
それにしても、心づくしがすごい…！

朝食前のお時間で貸切風呂の予約ができたため、身内同性2人ですがお邪魔してきました。

のれんの向こうには扉。ここからもう少し先に浴場があるようです。

庭園のような眺めの中、少し歩きます。

一棟貸切…という言い方もおかしいのかもしれませんが、朝の静けさの中、誰もいないお風呂を独り占めできるのは、なんとも贅沢！

清潔ですがすがしい脱衣所。貸切でいいんだなあ…　すごいなあ…　と、うっとりしてしまっておりました。

入浴者が誰もいないことが確実にわかっていたので、浴場の写真も。家族全員が手足を伸ばしても広々使えるサイズ感…　を2人で堪能しました。

湯上りに屋外施設を散歩しました。川と川が「おちあう」ところにあるため、宿の名前が「おちあいろう」というのだそうですが、その川を眼前に眺められました。

川辺にまで下りられます！

宿の敷地内に吊り橋までかかっておりました。わけもなく行って帰ってきました。

ご飯とお味噌汁とお魚の朝食。シンプルイズベストですね。右奥の卵料理がふわふわで印象的です。
泊まっているお部屋が川側のお部屋だったこともあってか、朝食会場はお庭側のお部屋を用意いただきました。贅沢…！
昨晩、わさびを断念したこともあり、配膳を担当くださった方に「ワサビをご飯にちょっとだけ乗せて【わさびめし】にして食べてみませんか」とおすすめ頂き、わさび飯に挑戦。天城のよいわさびはツンとくる感じが強くなく、わさびに弱い私も少量であればおいしくいただけました。

デザートに果物を頂きました。器もおしゃれでかわいい…！

朝食後に館内ツアーを開催するとのことだったので、参加しました。館内ツアーのある宿泊施設、って、すごいですよね。
写真は大広間。改装等は行っているものの、かつての文人もここに足を踏み入れていた可能性がある、とのことでした(うろ覚えなので間違っていたらすいません)

大広間内の、立派な柱。

このようなかわいい細工ができる技術者も年々減っているそうです。貴重なものなんだなあ、と、しみじみ。

どことなく歴史を感じさせる、レトロでかわいい照明器具。

このお部屋が、夕食をとった部屋で、文化財のお部屋だったそうです。なにゆえに文化財になったかを、まったく思い出せず、お恥ずかしい限り…

チェックアウト前に、フロントデスクの近くにあった売店コーナーへ。かわいい絵葉書等売っておりました。その売店コーナーの壁の絵がかわいかったので、一枚。

チェックアウト後、湯ヶ島温泉郷の散歩道「湯道」から撮った1枚。瀬音が心地よく、改めて夢のような1泊だったなあ、と噛み締めました。