旅のトリビア・こぼれ話🧡ローカル線 東北ひとり旅

《岡山県東岡山駅 → 兵庫県相生駅》までが赤穂線とよばれますが、この路線 非常におもしろいです。その昔ここには名だたる刀工たちがいて、日本刀の一大産地でした。国宝・重要文化財の約半数が備前長船派の名刀です。また、備前焼の産地でもあり、電車の中からいくつもの窯元が見えました。

豊臣秀吉の軍師として活躍した「黒田官兵衛」は、姫路の出身ですが、曽祖父と祖父のお墓はここにありました。曽祖父黒田高政のときに 近江黒田村(?) → 備前国邑久郡福岡に移動しました。のちに官兵衛の息子長政が藩祖となった九州 福岡藩ですが、名前の由来はここにあったんですね。

ひなせ駅と読みます。駅名のよみ方が「えっ‼︎ なんで ⁈」という予想もしないよみ方であるとき、思わず写真を撮ってしまいます。電車の旅の醍醐味です 💛

この時期になると必ずドラマなどで目にする「忠臣蔵」🏯 11月の下旬に訪れたので、町は 赤穂浪士討ち入り 一色。駅から大きな通りをまっすぐ歩くと赤穂城跡ですが、20分ほど歩きました。近くに大石神社があって様々なイベントが行われれるそうです。

〈JR青森駅 →新青森駅 →八戸駅〉までの切符 🎫 を買ったときのことです。JR青森駅から新青森駅までは乗車券しか購入してないので、当然、普通各駅列車に乗車するんですが✨実は特急つがる２号に乗りました。これは、田舎は便数が少ないので、普通列車より早く来る特急列車に特別に乗車できるんです。新青森駅から新幹線に乗車する人だけに許されるJRのサービスです。乗車時間はほんの５分ほどですが、時間が手書きなのが、とてもお気に入りです 🚃

日本海の絶景 海岸線〈五能線〉を走る人気の〈リゾートしらかみ〉はこの下の乗り場から乗車できます。今回は残念ながら乗車できず…😭 次回来たときは必ず乗るぞ‼︎ こうやって行きたい所がまた増える。 写真２枚目は、五能線の秋田側の出発地 東能代駅です。

弘前公園は広かった。こんなにたくさんの鳥がいるんですね。ちなみに、国立弘前大学は弘前市にありました。訪れたその日、若い人がい〜ぱい列をなしていて、何事かと聞いたところ「今日は国立弘前大学の入学式、県都青森市にある青森大学は私立で、卓球の愛ちゃんの出身校 青森山田高校と同じ 青森山田学園です」と タクシーの運転手さんが教えてくれました。え〜 ⁉️ 😵

伊賀上野城公園(小さい山)の中に〈忍者屋敷と芭蕉記念館とお城〉が歩ける範囲で点在しています。松尾芭蕉は伊賀の出身で「おくの細道」は、そのあまりにも長い距離を短期間で廻っている事から、実は徳川幕府の忍者では？… と、まことしやかに語られています。

２番と３番ホームは JRのホームですが、１番ホームは近鉄グループ伊賀線のホームです。田舎ではよく見かける風景。私鉄が目の前に乗り入れていて、わかりやすい。写真を引き伸ばして見ると、忍者が…

愛用の iPadで いつも路線図や時刻表などを調べていますが、JR天王寺駅から、伊賀上野駅まで行くとき、木津駅と加茂駅はどちらで、乗り換えるのか、調べてもよくわからず… 実際に駅の大きな看板や掲示板で見ると一目瞭然 👀 ‼︎ 大和路快速という路線がよくわかりました。

越前開発と書いて、越前 かいほつ✨とよみます。えー⁉️ 福井市にある駅で、勝山永平寺線。福井県立恐竜博物館へはこの鉄道を利用します。この電車は、田舎ならではの人情でウルウル… 足の不自由なおばあちゃんが降りる時は、駅員さんがわざわざ出て来て手助けしてくれたり、若い女性の車掌さんが、JRの特急の乗り換え時間をお客さんのために調べてくれたり… 感動でした… 😭

島根といえば、私は宍道湖を思い浮かべますが〈中海〉の方が面積は広くて、日本で５番目、宍道湖は７番目。どちらにも渡り鳥 コハクチョウ・キンクロハジロ(水鳥)などが多数飛来し、ラムサール条約登録湿地 だそうです。私が訪ねた日もカモがのんびり泳いでいました。

JR安来駅構内からの撮影です。昔からこの周辺では良質な砂鉄が取れ「もののけ姫」のたたら場のイメージはこの辺りの昔の風景のようです。近くに備前長船(岡山県)という優れた刀工たちが現れたのも頷けます。現在でもこんな大きな工場があります。

智頭(ちず)橋の上にある きなんせ広場にあった記念碑。鳥取駅から歩いて数分。文部省唱歌「ふるさと」の作曲家 岡野貞一は、鳥取市の出身です。

現在は373号線・53号線など数字で表しますが、昔はちゃんと固有名詞が付いてました。宿場が賑わっていた頃を想像できて風情を感じます。