- 都市
- 北見/網走/知床/紋別(北海道)、 帯広/十勝/陸別/広尾(北海道)
北海道開拓といえば屯田兵や入植団の活躍が知られていますが、開拓の礎になった囚人労働のことは、あまり知られていません。明治初め、政府はロシアの南下政策に備えるため、北海道開拓を急ぐ必要がありました。そこで、数多くの囚人を、労働力として使うことが考え出されたのです。網走から旭川まで繋がる中央道路開削を、1200人の囚人が163㎞をわずか8ヶ月で完成させたほか、鉄道敷設、農地開拓まで過酷な環境の中、行われたのです。博物館網走監獄は、北海道開拓の幕開けを語り継ぐ貴重な存在なのです。
旅のきっかけ | 暑い関東を抜け出したい、との思いから、Go To トラベルキャンペーンを利用して道東、道央を回ってきました。9月から地域振興券がつくと聞いて9月参加を決めたのですが、結局10月からに伸びてしまい、期待していた分、少し残念でした。 |
---|---|
年/月 (何日間) | 2020年09月(3日間) |
人数 | 1人 ( 1 女性 ) 50代 |
都市 | 北見/網走/知床/紋別(北海道) |
キーワード | 博物館巡り |
kekeさん✨ 旅の記録というより、新聞記事や雑誌の特集のようで感慨深いです。〈網走刑務所〉は寒さだけでなく、別の意味でも震え上がる所… 当時の日本が置かれた状況がそうさせたのですね。
明治維新前後に登場する英雄たちばかりに関心が向きがちですが、その後、日本という国の礎を創ったのは庶民たちであり、どれほど過酷であったかを知ることができました。ぬれ衣で刑に服した人、生活苦で罪を犯した人、看守たちやそこに携わった囚人でない人々もさぞ辛かったでしょう。
私はこういう光の当たらない歴史に惹かれます。とても勉強になりました。ありがとうございます🧡 第二弾、第三弾をお待ちしております。