大津祭と滋賀・坂本の日吉東照宮、日吉大社、穴太の石積みの道散策

滋賀の坂本は穴太の石積みで有名。日吉大社への道は、大きくて形もばらばらな石でできた石積みが見られます。今は石は苔むして緑色がきれいです。気持ちよく散歩できるお気に入りの道です。

日吉東照宮は徳川家康を祀ったお宮です。今は日吉大社が管理しています。内部は金箔が壁に貼ってあり、絵もきれいに残っています。外側は色が褪せたところも多いのですが、内部は外から想像できないほどきれいです。内部は写真撮影可でした。

日吉大社の宮司さんによると、東向きの鳥居は、参道と向きを少しずらしているとのこと。琵琶湖を臨む景色はとてもきれいでした。日吉東照宮で宮司さんからいろいろな説明を聞くことができて勉強になりました。

日吉大社のまさるさん。にっこりしながら、西本宮楼門の屋根を支えています。

滋賀県といえば近江牛。ということで、大津公会堂のレストランに行きました。安価でおいしい近江牛をいただけました。

宵宮は夕方から夜に曳山がそれぞれの町内で提灯を灯して幻想的です。曳山からはお囃子が聞こえて賑やかです。次の通りにはまた別の曳山があって、お囃子が重なって聞こえて賑やかなお祭りでした。時間を忘れて13基を見て回りました。

宵宮では曳山のからくりが展示され、近くで見ることができます。こちらは「西行桜狸山」の曳山の屋根の上で日和見をする狸。

13基揃った様子は圧巻でした。市内引き回しの日は、生憎の雨。例の狸はレインコートを着て、曳山の屋根から見渡していました。神輿も出て、賑やかでした。コロナで中止が続いていたので、みんな盛大な大津祭を待っていたんだなあ。

おやつは三井寺力餅本家の力餅。おいしいのはもちろん、やわらかくて、お腹いっぱいでもぺろりと食べられてしまいます。